□投稿者/ こびき司 (2007/04/10(火) 11:41:53)
| 「電気工事士」という資格。 エアコンや照明の設置工事の際に必要とされているが、実態としては資格を持たずに工事を行うケースがある。
2月28日に小さく掲載された無資格工事があったことを紹介する新聞報道を受けた家電量販店のミドリ電化の社告、『ミドリ電化は、業務委託先からの報告により無資格工事が判明、不具合などの報告はないが、訪問点検を続け、信頼回復に向けて管理・指導を徹底し、再発防止に努めていく』といった旨の内容だった。
対象になる作業自体は非常に簡単なものだ。 しかし、資格がなければ作業を行ってはいけないと法は規定する。 ここに矛盾がある。
そこで経済産業省の原子力安全・保安院(なんで担当部署がここなんだ?)に質問してみると、すでに問題として認識していた。 要件の緩和を要望する声も伝わっているそうだ。 しかし、要件を緩和するのか、厳格に資格取得をすすめるのかは、現在検討中だという。
そもそも、原子力発電所の電気配線工事と一般家庭のエアコンの設置工事が同じ資格の下に行われているのもどんなもんか。 取得を厳格化するなら、試験の開催が年1回というのも考えもの。一種は、7月が申し込み受付で、筆記試験が10月ごろ。二種にいたっては毎年6月ごろに筆記試験が行われる。これってエアコン取り付け工事のピークとモロに重なってるやん!
実態は、無資格工事がまかりとおっている。 一方、実害の報告は聞かれない。 ミドリ電化以外の企業にその実態がないとは言い難い。 むしろ、無資格者の作業を一切やめさせ、社として取得の促進にも取組むミドリ電化の決断を応援したい。
今、就労実態などを巡り、労働局から是正指導を受けている家電量販店業界。 様々な企業がコンプライアンス(法令順守)を問われる昨今、是正と共に、実態とそぐわない法律の改正についても、急ぎ見直すべきだろう。
|
|