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自由民主 平成18年6月20日 第2234号
枝師匠を迎え落語振興研究会を開催
“落ちない政治家”めざそうのジョークも出る
古くから多くの国民に親しまれ、こんにちのようなビジュアル全盛の時代にあってもなお、東西(上方・江戸)に拠点を有し、世代を問わず人気を博している「落語」。
このほど、この日本の伝統と文化を象徴するひとつ「落語」をさらに振興しようと、わが党の「大衆文化『落語』の振興を図る議員連盟」(会長・森喜朗前総理)が発足、“落語振興研究会”が開かれた。
今回の講師は、自らも落語家であり、創作落語の名人として知られ、昨年、文化庁の芸術選奨文部科学大臣賞(大衆芸能部門)を受賞した、上方落語協会会長・桂三枝師匠。
桂師匠は、現在、かつて寄席で賑わっていた大阪・天満宮の地に、60年ぶりの復興となる落語の定席「天満天神繁昌亭」の設立に取り組むなど、落語界の発展に向け、精力的な活動を行っている。
講演の中で桂師匠は、400年前にお坊さんが始めたという「落語の発祥」から、一時期の衰退後、江戸中期に再復興したという歴史的な背景などを語りながら、落語で人を引きつける方法について説明。
「聞いている人に疑問を持たせるような話方はいけない。必ず、理由を説明してから本論に入ることが、肝心」「人に共感を得るような話題を織り込むことが、人の気持ちをぐっと引き寄せます」などと、数多くの観客を前に寄席を行ってきたノウハウの一端、“話術”の極意を披露した。
「政治家は、常に大衆の心を知らなければならない。落語は、大衆の心の琴線を表現している。大衆を前にして話をする機械の多い政治家にとって、学ぶものが大きい」と、同会会長代行の中川秀直政務調査会長。
集まった議員から、「落語と違って、政治家に“落ち”は、禁物。話の上手な、選挙に“落ちない”政治家をめざそう」と、ジョークが出るなど、桂師匠としばし和やかな懇談となった
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